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東シナ海で停滞していた台風１４号は、あす、西日本に上陸する見通しとなりました。 　台風１４号は当初、温帯低気圧に変わってから日本に接近するとみられていました。しかし、気象庁は台風１４号は予想以上に発達し、台風のまま今後、日本列島にゆっくり近づき、「あす、西日本に上陸する見込みに変わった」として、緊急の呼びかけを行いました。気象庁は「警戒を１段高めてほしい」としています。 　台風１４号の今後について、村木祐輔気象予報士の解説です。台風１４号はあすになると、次第に進路を東寄りに変えてきます。そして、これまで温帯低気圧に変わるという予想だったのですが、台風のままどうやら上陸する可能性が高くなってきたということなのです。 　１８日土曜日の時点でも、まだ台風です。台風がくる前から太平洋側では、湿った空気による雨が降り、そして台風の中心があす早ければ午前中、九州の辺りに上陸する可能性が高くなってきています。中国地方、近畿地方、さらに土曜日の午後にかけて関東地方まで進む予想です。 　あさって朝までの雨の量です。西日本を中心に、多いところでは２４時間で３００ミリくらい降る所も出てくるかもしれません。台風の中心は風も強まりますので、きょうのうちに飛ばされやすい物は室内に入れるようにして下さい。（16日11:34）